2017年4月号 ~復興のかたち~

東日本大震災から6年。
岩手県大槌町は津波にのまれ町が消えた。
以前教室に通っていた生徒さんも被災地に住む1人。
後に伺った間一髪助かったという体験話は忘れない。
多くの犠牲、明日からの衣食住の不安、ライフラインの全てが滞った。
復興に掛る歳月が並々ならないことを言うにはばかり、闇雲に復興を願うだけの6年が経った。
先日大槌からメールが届いた。
「町中に何件か家が建ちました。大半はまだ仮設(住宅)ですが。目に見えてきました。」
物理的で確かなものが目に見える喜び。
この短い文に目頭が熱くなった。
初めて“復興”の意味がわかった気がした。
駅や線路が再建して隣町へ行く電車が走って病院や喫茶店や商店がどんどん立ち並ぶといいねえ。
と声に出して言ってもいい気がした。
あの日から7度目の桜を見上げ、ウキウキしてもいい気がした。

はばかってばかりはいられない。

 

 

写真の解説:

球根から育(放置し)てたヒヤシンが3色見事に花咲きました。とてもいい匂いがしているところをパチリ!(2017.3.17撮影)

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