9月1日がなぜ「防災の日」なのか知らなかったのは私だけだろうか。
「防災の日」をネットで調べてみた。「1923年9月1日午前11時58分に地震が発生し未曾有の被害をもたらした。のちに関東大震災と呼ばれる。」
そうだったのか。知らなかった…。
そして関東大震災を教訓として1960年(昭和35年)9月1日の「防災の日」が制定された。もとより9月は台風に見舞われることが多いので心構えの意味も含まれているらしい。
昼夜問わず起こり得る自然災害を未然に防ぐ手立てはない。平時より避難袋を抱えて過ごせと言うのか?!(←心構えのない発想)
あるテレビ番組を見た。1年半前の地震と津波を体験し乗り越えた岩手県釜石市の小学生がこう言った。「今か100年後に同じ事が起きた時、一人でも多く生きていればいい」この子供達は地域のハザードマップ作成や災害対策を懸命に取り組んでいる。無意識に後世へと継承している。国土交通省の発表したハザードマップを新聞で眺めてチラリとでも諦めを覚えた己を恥じた。